橿原市 たまい整形外科|整形外科 大和八木

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住所は〒634-0811 奈良県橿原市小綱町5-44

ばね指

ばね指(弾発指)とは?

指を曲げ伸ばしした時に引っかかりがあり、“ピョン”とばね仕掛けのように動くことから名前が付きました。

症状

指の曲げ伸ばしを行うときに、指の付け根の手のひら側部分に抵抗や引っかかり感を感じたり、痛みが出たりします。

症状が強くなると指の曲げ伸ばしが“ピョン”とばね仕掛けのような動きとなったり、もっとひどくなると、曲がったまま又は伸びたまま動きにくくなることもあります。

原因

指の付け根の手のひら側部分で屈筋腱(曲げるための腱)と腱鞘(腱の動きを導くための“さや”や“トンネル”のようなもの)がこすれ合うことで炎症をおこして腫れ、通り道であるトンネルのすきまが狭くなるために腱が腱鞘のなかをスムーズに通りにくくなることが原因です。

更年期の女性や、妊娠出産期の女性にも多く生じます。

仕事やスポーツで良く手を使う方に多いのも特徴です。

糖尿病、リウマチ、透析患者さんにも多いと言われています。

診断

指の付け根の手のひら側部分に腫脹や圧痛があり、ばね現象があれば診断がつきます。

治療

症状や炎症の程度によって治療を選択していきます。

保存療法

痛みや炎症が軽い場合は、まずは安静にしましょう。

使いすぎがばね指になる一因ですので、なるべく使わないことが大事です。

腫れや痛みを和らげるために痛み止めの飲み薬や外用剤を処方したり、局所麻酔薬やステロイドの注射をすることもあります。

手術療法

保存療法や注射でも痛みが取れない場合は手術を考慮することもあります。

初診時から症状が強い場合やどうしても安静に保つことができない場合(仕事など)は初めから手術を選択するという場合もあります。

手術は局所麻酔を用いて行います。

2センチほどの小さな切開により炎症をおこしている腱鞘の一部を切開してトンネルを広げるというものです。

術後には患部の機能回復および癒着による再発防止のために、指のストレッチなどのリハビリを欠かさず行いましょう。

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